Flight Note
フライト情報 & 搭乗記
- 窓から見たい景色
- サバンナに残る古代の石造遺跡と、バオバブの立つ大地
- おすすめの店
- 現在調査中
- 次に食べたい料理
- 次は肉の煮込みニャマか、青菜炒めのムリバへ。
ピーナッツの濃厚なコクが、鶏と青菜をまろやかに包む。サザですくって食べると、素朴なのにしっかり満たされる。古代に石の都市を築いた民の末裔が、今もこうして大皿を囲むと思うと、料理に流れる時間の長さを感じた。
Food Data
料理データ
今日の機内食候補
鶏や野菜をピーナッツバターで煮る、濃厚な家庭のシチュー。
牛やヤギの肉をトマトやスパイスで煮込む肉料理全般。
青菜をトマトや玉ねぎと炒め煮にする、サザに合う一皿。
一皿の物語
ドヴィの表の顔は、鶏や野菜をピーナッツバターで煮た濃厚なシチュー。けれど裏側には、主食のトウモロコシ粥サザにかけて手で食べ、安く手に入る落花生でコクと栄養を補う——大皿を家族で囲む、暮らしの温もりという顔がある。
なぜこの土地で生まれたか
ジンバブエの食卓は、古代の石造都市グレート・ジンバブエを築いた民の末裔の暮らしに根ざす。主食はトウモロコシ粉を練ったサザで、青菜や肉、野菜の煮込みリリッシュを添える。ピーナッツや雑穀ミレット、ソルガム、そして雨季に現れるモパニワーム(芋虫)もタンパク源だ。ブライ(バーベキュー)や発酵飲料マヘウも親しまれる。大皿を皆で分かち合い、季節の野草も取り入れる——自然と共にある素朴な食文化だ。
生活の知恵
安く手に入る落花生をペーストにすれば、少しの鶏でも濃厚なコクのシチューになる。青菜を炒めてピーナッツバターで乳化させれば、それだけで立派な副菜に。サザはトウモロコシ粉と水だけででき、手でちぎって具をすくう。身近な落花生と青菜、穀物を無駄なく使い、大勢を満たす知恵が生きている。
SkyMeal式レシピ
鶏もも肉…300g、玉ねぎ…1個、トマト…1個、ピーナッツバター…120g、植物油…大さじ1、鶏だし…350ml、パプリカ粉…少々、塩…小さじ3/4、青菜(ほうれん草等)…100g
鶏を焼き色がつくまで炒める。玉ねぎを加えて炒め、トマトを入れて崩す。だしとピーナッツバターを溶かし、弱火で20分煮る。青菜を加えて5分煮て、塩で調える。ご飯やトウモロコシ粥サザと共に。
本場は臼で挽いたトウモロコシのサザと共に手で食べる。日本版はご飯で代えても、ピーナッツのコクで南部アフリカの家庭の味になる。
SkyMealスコア
- うまさ
- 4/5
- 異国感
- 3/5
- コスパ
- 4/5
- ファーストクラス映え
- 3/5
- 日本で食べやすさ
- 2/5
ピーナッツのコクは親しみやすく再現も容易。アフリカ料理店で近い味に出会える。