SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-137

SkyMeal Flight 137: ベネズエラ・ボリバル共和国へ行く

トウモロコシ粉の丸パンに何でも挟む、朝も夜も食べる国民食アレパ。

From
東京
To
カラカス
Time
約24時間(乗継)
Meal
アレパ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
カリブ海に迫る険しいアビラ山と、その裾に密集する色とりどりの街並み
次に食べたい料理
次は国民的一皿パベジョン・クリオージョか、甘いカチャパへ。

外はカリッと中はもっちりの丸パンを割ると、湯気とともにトウモロコシの甘い香りが立った。チーズとアボカドを挟むだけで、素朴なのに満ち足りる。世界中に散った人々がこれを故郷の味として焼き続けると聞くと、何気ない一個のパンに込められた望郷の思いが、ずしりと伝わってきた。

ベネズエラ・ボリバル共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

アレパス(Arepas)

トウモロコシ粉の丸パンに何でも挟む、朝も夜も食べる国民食。

パベジョン・クリオージョ(Pabellon Criollo)

裂いた牛肉・黒豆・白米・甘いバナナを盛る国民的一皿。

カチョパ(Cachapa)

甘いトウモロコシのパンケーキ、チーズを挟んで。

一皿の物語

アレパの表の顔は、トウモロコシ粉を焼いた丸いパンに、チーズや肉、アボカドを挟んで食べる、朝も夜も欠かせない国民食。けれど裏側には、経済の混乱で祖国を離れた多くの人々が世界中に持ち出した「望郷の味」でもあり、シンプルゆえに家庭や地域ごとに無限の具のバリエーションを生む——移民が携えた誇りの食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

ベネズエラの食卓は、カリブ海と大陸が出会う国で、トウモロコシ粉のアレパやエンパナーダ、黒豆と牛肉のパベジョンを中心に育まれた。先住民・スペイン・アフリカの影響が交わる多彩な味わいが特徴で、バナナ料理やユカ、海産物、カカオやラム酒も親しまれる。地域ごとに食材と調理法に個性があり、素朴なトウモロコシ料理が国民の心のよりどころになっている。

生活の知恵

トウモロコシ粉と水と塩だけで焼けるアレパは、最も安く手軽な主食だ。中を割って、その日にあるものを何でも挟めば一食が成立し、無駄が出ない。牛肉は細く裂いて黒豆やご飯、甘いバナナと合わせるパベジョンにすれば、少ない肉でも見栄えのする一皿になる。身近なトウモロコシを工夫で豊かに変える、庶民の知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 アレパ(トウモロコシ粉の丸パン)

プレクックドコーンフラワー(マサレパ)…160g、ぬるま湯…220ml、塩…小さじ1/2、植物油…10g(焼き用)、好みの具(ケソ・フレスコ、アボカド、裂いた肉など)…適量

ボウルでぬるま湯と塩を混ぜ、マサレパを加えて手で2分ほどこね、5分休ませる。生地を4等分し、直径8〜9cm・厚さ1.5cmに成形する。油を薄く敷いたフライパンで中火で5〜6分ずつ両面を焼き、弱火でさらに3〜4分蒸し焼きにして火を通す。取り出して側面から切れ目を入れ、好みの具を挟む。焼き色が浅ければオーブンで軽く追加加熱する。

1人前 約200円から 約30分

本場は専用のマサレパで焼く。日本版も同じ粉が手に入れば再現しやすく、中に挟む具を変えれば無限に楽しめる国民食になる。

SkyMealスコア

15/25
うまさ
4/5
異国感
3/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
2/5
日本で食べやすさ
2/5

パンに具を挟む分かりやすさで日本人にも好まれる。専門店は少ないが、専用粉があれば家庭でも作りやすい。