SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-101

SkyMeal Flight 101: トリニダード・トバゴ共和国へ行く

カレー豆を揚げ生地で挟む、路地裏で立ち食いする朝の一品。

From
東京
To
ポートオブスペイン
Time
約24時間(乗継)
Meal
ダブルス

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
エメラルド色のカリブ海と、カーニバルの熱気が残る港町の色鮮やかな街並み
次に食べたい料理
次はカラメルの香ばしいペラウか、ビーチ名物のベイク・アンド・シャークへ。

揚げたての生地はふわりと湯気を上げ、カレー豆の香りと一緒に指先を熱くする。ひと口かじると甘酸っぱいタマリンドと唐辛子が追いかけてきて、アフリカとインドが同時に舌に乗った気がした。二枚重ねの生地はこぼれやすく、路地で立ったまま食べるのが正解だと思う。

トリニダード・トバゴ共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

ダブルス(Doubles)

カレー豆を揚げ生地で挟む、路地裏の朝の定番。

ペラウ(Pelau)

鶏肉と豆を米に炊き込む、カラメル香る一鍋ご飯。

ベイク・アンド・シャーク(Bake and Shark)

揚げパンに白身魚のフライを挟むビーチの名物サンド。

一皿の物語

ダブルスの表の顔は、カレー風味のひよこ豆を揚げたてのふわふわ生地で挟んだ、片手で頬張る屋台の朝食。けれど裏側には、アフリカ系とインド系が海を渡って混ざり合ったこの島の記憶があり、スコッチボネットの辛味とタマリンドの甘酸っぱさで、一つの生地に二つの大陸を折りたたむ——移民の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

トリニダード・トバゴの食卓は、カリブ海の島に、アフリカ系とインド系の移民、そしてスペインや中国の影響が重なってできた「クレオール」の味だ。ロティやダブルスといったインド由来の粉もの、カラルーのようなアフリカ由来の葉物、そして周囲の海の魚介が、スコッチボネットの鋭い辛味とラムの香りでひとつにまとまる。カーニバルの国らしく、屋台と祝祭の食が暮らしの中心にある。

生活の知恵

安いひよこ豆をカレーで煮て、薄い揚げ生地で挟めば、肉がなくても満足の一食になる。魚のあらや安い部位も、スコッチボネットとタマリンドで煮れば風味豊かなごちそうに変わる。米と豆を一緒に炊き込むペラウは、少ない具を無駄なく延ばす知恵だ。移民が持ち寄った香辛料で質素な素材を祝祭の味に変える工夫が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 ダブルス(カレーひよこ豆の揚げ生地サンド)

【生地】薄力粉…150g、ドライイースト…3g、砂糖…5g、ターメリック…1g、塩…小さじ1/2、水…90ml、油…小さじ1、揚げ油…適量/【豆】ゆでひよこ豆…250g、玉ねぎ…80g、にんにく…6g、カレー粉…8g、クミン…2g、油…大さじ1、水…200ml、塩…小さじ1/2、(好みで)タマリンドチャツネ…30g

粉類とターメリック・塩に水と油を加えてこね、30分発酵させる。8等分して薄く伸ばし、170〜180℃の油で片面30秒ずつ揚げる(バラ)。別鍋で油に玉ねぎ・にんにくを炒め、カレー粉とクミンを加えて香りを立て、豆と水を入れて10分煮て塩で調える(チャナ)。揚げたバラ2枚でチャナを挟み、好みでタマリンドチャツネと唐辛子を添えて手で頬張る。

1人前 約200円から 約60分(発酵含む)

本場は揚げたてのバラで熱々を路地で食べる。日本版はナンやピタで代えても、カレー豆とタマリンドの甘酸っぱさでトリニダードの朝の味になる。

SkyMealスコア

15/25
うまさ
4/5
異国感
3/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
2/5
日本で食べやすさ
2/5

カレー風味で日本人にも親しみやすいが、専門店は少なくカリブ料理店を探すのが近道。手作りは比較的安く手軽。