SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-156

SkyMeal Flight 156: 南スーダン共和国へ行く

ソルガムの粉を練る主食に、オクラのソースを添えて。

From
東京
To
ジュバ
Time
約18時間(乗継)
Meal
アシーダ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
白ナイルの畔に広がる大地と、乾いた草原に点在する牛の群れ
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次は葉野菜のスープ、ワラワラか、オクラ煮込みのムッラ・バミヤへ。

練り上げたソルガムの主食は、餅とも団子とも違うもっちりした粘りで、オクラのソースがよく絡んだ。味は淡白だが、手でちぎってソースを拾うと素朴な滋味が広がる。世界で最も若い国の一つがこの一皿で命をつないできたのだと思うと、飾らない主食に静かな重みを感じた。

南スーダン共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

アシーダ(Asida)

ソルガムの粉を練る主食に、オクラのソースを添えて。

ワラワラ(Wala-wala)

葉野菜やオクラをピーナツやトマトで煮るスープ。

ムッラ・バミヤ(Mullah Bamia)

オクラと肉を煮込む、粘りが特徴の郷土シチュー。

一皿の物語

アシーダの表の顔は、ソルガムの粉を練り上げた粘りのある主食を、オクラやトマトのソースに浸して手でちぎって食べる一皿。けれど裏側には、二〇一一年に独立を果たした世界で最も若い国の一つとして、多民族が乾いた大地で命をつないできた暮らしがあり、練り粥がすべてのソースを受け止める——独立を勝ち取った国の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

南スーダンの食卓は、多民族国家で地域差が大きく、主食はソルガムやキャッサバで、練り粥のアシーダや薄焼きのキスラを食べる。オクラやモロヘイヤの煮込み、川魚や家畜肉、乳製品、落花生ソースが定番だ。穀粉の粥や豆料理も日常的で、辛味は穏やか、発酵飲料もある。厳しい環境の中で、穀物と葉物を組み合わせた素朴な料理が暮らしを支えている。

生活の知恵

乾燥に強いソルガムの粉を練れば、少量でも腹持ちのよい主食になる。オクラのとろみが少ない具でもソースをまとめ、落花生ソースがコクと栄養を補う。それ自体は味が薄い練り粥だからこそ、ソースを余さず拾って食べ切る。乳製品や発酵飲料で栄養を足し、乏しい大地の恵みを組み合わせる、若い国の知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 アシーダ(練り粥とオクラソース)

ソルガム粉…180g(代替:全粒小麦粉)、水…500ml、塩…1g/【ソース】オクラ…150g、トマト…200g、玉ねぎ…100g、油…15ml、塩…3g

鍋で水を沸かして塩を入れる。弱火にしてソルガム粉を少しずつ加え、木べらで練る。艶が出て鍋肌から離れるまで5〜7分練り続ける。濡らした器に盛り、中央をくぼませる。ソースは、油で玉ねぎを炒め、刻んだトマトとオクラを加えて5〜7分煮て塩で調える。アシーダの中央にソースをかけ、手でちぎって浸して食べる。

1人前 約200円から 約30分

本場はソルガム粉を力強く練り、オクラのソースで手で食べる。日本版は全粒小麦粉で代えても、練り粥とオクラの組み合わせで若い国の主食に近づく。

SkyMealスコア

13/25
うまさ
3/5
異国感
4/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
1/5
日本で食べやすさ
1/5

オクラのとろみは親しみやすいが、南スーダン料理に日本で出会う機会はほぼ無く、手作りが基本になる。