Flight Note
フライト情報 & 搭乗記
- 窓から見たい景色
- エメラルドグリーンの湖に浮かぶ島の教会と、背後のアルプス
- おすすめの店
- ピカポロンツァ
- 次に食べたい料理
- 次はカルニオラ・ソーセージか、詰め物ダンプリングのシュトルクリへ。
豆のほくほく、ザワークラウトの酸味、ベーコンのコクが一鍋に溶け合って、体の芯から温まる。アルプスの保存食とアドリアのオリーブ油が同じ椀に同居する——四方の文化が交わる小さな国の豊かさを、静かに味わった。
Food Data
料理データ
今日の機内食候補
豚肉とベーコンで作る、地理的表示保護のソーセージ。
チーズやナッツを詰めた、蒸し・焼きのダンプリング。
豆とザワークラウト、じゃがいもを煮る冬のスープ。
一皿の物語
ヨータの表の顔は、豆とザワークラウト、じゃがいもを煮た素朴な冬のスープ。けれど裏側には、アルプスの山の保存食と、アドリア海のオリーブ油、そして東西南北の隣国の影響が一鍋に溶け合う——小さな国の交差点という顔がある。
なぜこの土地で生まれたか
スロベニアの食卓は、アルプスの山とアドリア海の間に位置し、イタリア・オーストリア・ハンガリー・バルカンの四方の影響が交わってできた。山の乳製品とソーセージ、海のオリーブや魚介、そしてトリュフやワインの名産地でもある。チーズやナッツを詰めた蒸しダンプリング、シュトルクリや、ザワークラウトの煮込みヨータが家庭の定番だ。地理的表示保護を受けたカルニオラ・ソーセージも誇り。四方の文化を溶け込ませた、多彩で素朴な食文化だ。
生活の知恵
豆とザワークラウトという保存の効く食材を一鍋で煮れば、安く体を温めるスープになる。少しのベーコンで全体にコクを添える。粉と少しのチーズを巻いて蒸せば、腹持ちのいいシュトルクリに。山と海の保存食を組み合わせ、乏しい冬を無駄なく乗り切る知恵が生きている。
SkyMeal式レシピ
ゆで白いんげん豆…240g(または缶1個)、ザワークラウト…200g、じゃがいも…200g、パンチェッタまたはベーコン…80g、玉ねぎ…1/2個、にんにく…1片、オリーブ油…大さじ1、ローリエ…1枚、キャラウェイ…少々、水…600ml、塩・こしょう…適量
鍋でオリーブ油を温め、刻んだパンチェッタと玉ねぎを炒める。にんにくを加え香りを出す。ザワークラウト・豆・角切りのじゃがいも・水・ローリエ・キャラウェイを加えて沸かし、弱火で30〜35分煮る。塩こしょうで調える。好みでオリーブ油を少量回しかける。
本場は山の豆とアドリアのオリーブ油が出会う。日本版も缶の豆とザワークラウトで、キャラウェイを効かせれば十分にアルプスとアドリアの一鍋になる。
SkyMealスコア
- うまさ
- 4/5
- 異国感
- 3/5
- コスパ
- 4/5
- ファーストクラス映え
- 3/5
- 日本で食べやすさ
- 2/5
豆とザワークラウトのスープは素朴で滋味深く安価。専門店は稀だが家庭で作りやすい。