SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-146

SkyMeal Flight 146: ポルトガル共和国へ行く

干し鱈とじゃがいも、卵を炒め合わせる家庭の味バカリャウ。

From
東京
To
リスボン
Time
約15時間(乗継)
Meal
バカリャウ・ア・ブラース

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
テージョ川に面した七つの丘に広がる街と、黄色い路面電車が行き交う石畳の坂
次に食べたい料理
次は青菜のスープ、カルド・ヴェルデか、ポルト名物のフランセジーニャへ。

細切りのじゃがいもと鱈が半熟卵でまとまり、ひと口ごとに塩鱈の凝縮した旨みと卵のまろやかさが溶け合った。黒オリーブの塩気がアクセントになり、素朴なのに手が止まらない。一年三百六十五日レシピがあると言われる鱈への愛が、この飾らない一皿にちゃんと表れていた。

ポルトガル共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

バカリャウ・ア・ブラース(Bacalhau a Bras)

干し鱈とじゃがいも、卵を炒め合わせる家庭の味。

カルド・ヴェルデ(Caldo Verde)

青菜とじゃがいも、ソーセージの温かいスープ。

フランセジーニャ(Francesinha)

肉を挟みチーズとソースで焼く、ポルトの豪快サンド。

一皿の物語

バカリャウ・ア・ブラースの表の顔は、塩漬け干し鱈を細切りのじゃがいもと卵で炒め合わせた、家庭でもレストランでも愛される一皿。けれど裏側には、大航海時代に船で長く保つ干し鱈を「バカリャウ」として食べ尽くしてきた海洋国家の歴史があり、一年三百六十五日、日替わりのレシピがあると言われる——海と鱈に生きる国の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

ポルトガルの食卓は、大西洋の海産物や干し鱈料理、オリーブオイルを多用した素朴な味わいが特色だ。塩鱈のバカリャウ料理、焼き魚や米料理、青菜のスープ・カルド・ヴェルデといった郷土料理が各地にある。香草やニンニクを効かせた味付けで、ポルトワインやエッグタルトも親しまれる。海の恵みと大地の実りが、素朴で滋味深い料理に結晶している。

生活の知恵

塩漬けにした干し鱈は保存が利き、水で戻して細切りにすれば少量でも一皿に旨みが行き渡る。じゃがいもと卵でかさを増し、無駄なくボリュームを出す。青菜の芯まで細く刻んでスープにし、余った硬いパンはスープに浸して食べる。オリーブオイルとにんにくで素材を引き立て、海の保存食を生かし切る、海洋国家の知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 バカリャウ・ア・ブラース(干し鱈とポテトの卵炒め)

干し塩鱈(塩抜き後の身)…200g(代替:生鱈を塩でしめる)、じゃがいも(細切り)…250g、玉ねぎ薄切り…150g、にんにく…5g、卵…3個、オリーブ油…20g+揚げ油適量、黒オリーブ…20g、パセリ…適量、塩・こしょう…適量

干し塩鱈は冷蔵庫で24〜48時間、水を数回替えて塩抜きし、骨と皮を除く。じゃがいもは細切りにして水にさらし、水気を拭いて170℃で軽く色づくまで揚げる(または細いフライドポテトを用意)。フライパンにオリーブ油を熱し、玉ねぎ・にんにくを弱中火で甘くなるまで炒め、鱈を加えてほぐす。揚げじゃがいもを加えて混ぜ、溶き卵を回し入れて半熟にまとめる。黒オリーブとパセリを散らし、こしょうで調える。

1人前 約350円から 約40分(塩抜きを除く)

本場は塩抜きした干し鱈の凝縮した旨みが決め手。日本版は生鱈を塩でしめても、じゃがいもと卵の炒め合わせでポルトガルの家庭の味に近づく。

SkyMealスコア

14/25
うまさ
4/5
異国感
2/5
コスパ
3/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
2/5

鱈とポテトの炒め物で日本人にもなじみやすい。ポルトガル料理店で出会え、家庭でも作りやすい。