SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-128

SkyMeal Flight 128: フィリピン共和国へ行く

酢と醤油で肉を煮込む、家庭ごとに味が違う国民食アドボ。

From
東京
To
マニラ
Time
約5時間(直行)
Meal
アドボ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
無数の島が浮かぶ青い海と、活気にあふれる大都市の入り組んだ街並み
次に食べたい料理
次は酸味のスープ、シニガンか、祝いのレチョンへ。

酢の酸味は煮込むうちに角が取れ、醤油とにんにくの旨みと溶け合ってご飯が止まらなくなった。骨付き鶏はほろりと外れ、煮詰めたタレが照りよく絡む。家庭の数だけ味があると聞くと、この一皿が誰かの「おふくろの味」なのだと想像でき、素朴な煮込みが急に愛おしくなった。

フィリピン共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

アドボ(Adobo)

酢と醤油で肉を煮込む、家庭ごとに味が違う国民食。

シニガン(Sinigang)

タマリンドの酸味が効いた、具だくさんのスープ。

レチョン(Lechon)

豚を丸ごと炭火で焼く、祝いの席のごちそう。

一皿の物語

アドボの表の顔は、鶏肉や豚肉を酢・醤油・にんにくで煮込んだ、甘酸っぱく塩気の効いた国民食。けれど裏側には、冷蔵庫のない時代に酢で肉を保存した先人の知恵があり、家庭の数だけレシピがある「おふくろの味」の代名詞でもある——島国の暮らしに根ざした食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

フィリピンの食卓は、七千の島々からなる国で、マレーや中国、スペイン、米国の影響を受けて育まれた。酢や醤油、にんにくとココナツを生かし、米を主食にアドボやシニガン、豚の丸焼きレチョンなど多様な味を楽しむ。甘酸っぱく塩気も強めで、屋台や家庭料理が豊富、地域性も色濃い。多くの文化が重なった、にぎやかで奥深い食卓が広がっている。

生活の知恵

酢と醤油で肉を煮込むアドボは、そもそも冷蔵庫のない時代に肉を日持ちさせる保存食だった。安い部位も酢でやわらかく煮え、汁ごと翌日まで楽しめる。タマリンドの酸味でスープにするシニガンは、余り野菜を無駄なく使う。祝いのときだけ豚を丸焼きにするレチョンで晴れの日を彩る。酢と発酵で保存し、素材を生かし切る島の知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 チキンアドボ(酢醤油煮込み)

鶏もも(骨付き)…500g、にんにく…15g(薄切り)、ローリエ…2枚、黒胡椒(粒)…3g、しょうゆ…60ml、酢(米酢等)…80ml、水…120ml、油…10g、砂糖…少々

鍋に油を熱し、鶏の表面を軽く焼く。にんにく・ローリエ・黒胡椒・しょうゆ・酢・水・砂糖を加えて沸騰させる。弱火で25〜30分煮る。蓋を外して中火で汁を好みの濃度まで煮詰める。皮目を香ばしくしたい場合は取り出して焼き戻し、ソースに絡めてご飯とともに供する。

1人前 約250円から 約40分

本場は家庭ごとに酢と醤油の配合が異なり、これぞという正解がない。日本版も身近な調味料で手軽に作れ、砂糖の量で好みの甘酸っぱさに調整できる。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
4/5
異国感
2/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
2/5
日本で食べやすさ
4/5

酢醤油の親しみやすい味で日本人にも人気。フィリピン料理店が増え、家庭でも最も再現しやすい一皿。