SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-121

SkyMeal Flight 121: パラオ共和国へ行く

タロの葉をココナツミルクで煮る、やさしい国民的スープ。

From
東京
To
コロール
Time
約4時間30分(直行)
Meal
デモク

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
キノコのような無数の緑の島が浮かぶ、透明度の高いロックアイランドの海
おすすめの店
どらごん亭 幕張本郷店
次に食べたい料理
次は殻詰めの蟹料理ウカエブで、島の海の恵みをもう一皿。

とろりと煮えた葉はほうれん草に似て、ココナツのコクがえぐみをすっかり包み込んでいた。魚の旨みがスープに溶け出し、やさしいのに満ち足りる。醤油や刺身の文化が今も残ると聞くと、遠い島がぐっと近く感じられ、一杯のスープに幾つもの縁が溶けているようだった。

パラオ共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

デモク(Demok)

タロの葉をココナツミルクで煮る、やさしい国民的スープ。

フルーツバットスープ(Fruit Bat Soup)

果実食コウモリを煮る、島の名物スープ(衛生上、家庭調理は非推奨)。

ウカエブ(Ukaeb)

ほぐし蟹をココナツで和え、殻に詰める人気料理。

一皿の物語

デモクの表の顔は、タロの葉をココナツミルクでとろりと煮た、時に蟹を加えるやさしい国民的スープ。けれど裏側には、太平洋の島の恵みに、日本統治時代の刺身や醤油、米国の缶詰文化までが重なった独特の食の記憶があり、葉のえぐみをじっくり煮て旨みに変える——多くの縁が交わる島の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

パラオの食卓は、太平洋に浮かぶ島々で、タロイモやキャッサバ、パンノキと新鮮な魚介を主食に育まれた。ココナツや海藻を多用し、フィリピン・日本・米国の影響を受けた素朴な味わいが特徴だ。果物やバナナ、米や缶詰肉に加え、日本統治の名残で刺身や醤油の文化も根づく。伝統料理が多彩で、島の恵みと外来の食が穏やかに共存している。

生活の知恵

タロの葉は捨てずにココナツミルクでじっくり煮て、えぐみを旨みに変える。蟹や魚を少し加えるだけで、葉のスープが立派なごちそうになる。ほぐした蟹肉はココナツで和え、殻に詰めて器にすれば見た目も豪華だ。島にあるものを余さず使い、外来の醤油や缶詰も賢く取り入れる、柔軟な知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 デモク(タロ葉のココナツ煮)

タロ葉…200g(ざく切り・代替:ほうれん草)、玉ねぎ…100g、にんにく…8g、ココナッツミルク…300ml、水…300ml、好みの魚(ツナ等)…200g(角切り)、油…少量、塩…適量、こしょう…少々

鍋で玉ねぎ・にんにくを油少量で炒める。タロ葉(またはほうれん草)を加え、しんなりするまで炒める。水とココナッツミルクを加え、弱火で10分以上煮て葉を十分やわらかくする(えぐみ対策)。魚を加えてさらに5〜7分、火が通るまで煮る。塩・こしょうで味を調えて供する。

1人前 約300円から 約30分

本場はタロの葉をじっくり煮てえぐみを抜く。日本版はほうれん草で代えれば下処理が簡単で、ココナツのコクでやさしい島のスープになる。

SkyMealスコア

13/25
うまさ
3/5
異国感
3/5
コスパ
3/5
ファーストクラス映え
2/5
日本で食べやすさ
2/5

ココナツのやさしい味で親しみやすい。日本統治の縁で日本人に近しい島だが、パラオ料理の専門店は少なく手作りが中心。