SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-111

SkyMeal Flight 111: ニュージーランドへ行く

熱した石で地中蒸しにする、マオリ伝統のごちそう。

From
東京
To
オークランド
Time
約11時間(直行)
Meal
ハンギ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
羊が点在するなだらかな緑の丘陵と、氷河が削った峡湾の深い青
次に食べたい料理
次は地元の白身魚でフィッシュ・アンド・チップス、締めにパブロバを。

ホイルを開けると根菜と鶏の湯気が一気に立ちのぼり、蒸されたさつまいもがほろりと甘い。土の香りこそ再現できないが、素材同士が旨みを分け合った優しい味に、集落総出で穴を掘る宴の温かさを想像した。最後に残った卵白でパブロバを焼けば、無駄のない締めくくりになる。

ニュージーランドの国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

ハンギ(Hangi)

熱した石で地中蒸しにする、マオリ伝統のごちそう。

フィッシュ・アンド・チップス(Fish and Chips)

地元の白身魚を揚げる、英国由来の国民的軽食。

パブロバ(Pavlova)

外はサクサク中はふわふわ、メレンゲの定番デザート。

一皿の物語

ハンギの表の顔は、地面に掘った穴で熱した石を使い、肉と野菜をまとめて蒸し焼きにする、マオリ伝統のごちそう。けれど裏側には、集落総出で穴を掘り火を熾し、数時間かけて土の中で料理を仕上げ、みなで分け合う——時間と手間を共有する祝祭の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

ニュージーランドの食卓は、先住民マオリの伝統と英国系移民の食文化が交じり合って育まれた。ラムや海産物、乳製品が豊かで、地中蒸しのハンギ、地産地消の季節料理、そしてワインやクラフトビールが暮らしを彩る。英国由来のフィッシュ・アンド・チップスやパブ料理、近年のアジアンフュージョンやBBQも盛んで、多文化が食卓で穏やかに混ざり合っている。

生活の知恵

地中窯ハンギは、一度熾した火と熱した石で肉も根菜もまとめて蒸し、燃料を無駄なく使い切る。安い白身魚も衣をつけて揚げれば、ポテトと合わせて満足の一皿になる。残った卵白すらメレンゲのパブロバに変え、甘い締めくくりにする。豊かな自然の恵みを、集落で分け合い最後まで生かす大らかな知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 ハンギ風(鶏と根菜のオーブン蒸し)

鶏もも骨付き…500g、キャベツ(敷き用含む)…250g、さつまいも(クマラ)…250g、じゃがいも…200g、かぼちゃ…200g、にんじん…120g、玉ねぎ…120g、塩…小さじ3/4、黒こしょう…1g、水…100ml

野菜は大きめの一口大に切り、キャベツの外葉は敷き用に取り分ける。鶏に塩の半量をもみ込んで10分置く。深めの耐熱皿にアルミホイルを十字に敷き、キャベツの葉を重ねて敷き葉を作る。その上に野菜→鶏→残りの塩・こしょうの順に重ね、キャベツの葉で覆う。水を注ぎ、ホイルで密封して160℃のオーブンで約90分蒸し焼きにする。

1人前 約400円から 約110分

本場は熱した石と土の中で数時間かけ、独特の土と煙の香りをまとう。日本版はオーブンで手軽に、根菜と鶏をまとめて蒸すことで素材の甘みが引き立つ。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
4/5
異国感
3/5
コスパ
3/5
ファーストクラス映え
4/5
日本で食べやすさ
2/5

蒸し料理の優しい味で日本人にもなじみやすい。ハンギの専門店は稀だが、ラムや白身魚を扱う店で近い体験ができる。