SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-166

SkyMeal Flight 166: モンテネグロへ行く

じゃがいもとトウモロコシ粉にチーズを練り込む、濃厚な山の主食。

From
東京
To
ポドゴリツァ
Time
約16時間(乗継)
Meal
カチャマク

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
アドリア海に切れ込むコトル湾と、その背後にそびえる黒々とした岩山
次に食べたい料理
次はクリーミーなチツヴァラか、名産の生ハム、ニェグシ・プルシュットへ。

じゃがいもとコーンを練り上げた主食に、チーズとバターがとろりと溶け込み、素朴なのに濃厚でクリーミーだった。マッシュポテトともポレンタとも違う、山の乳製品の深いコクが印象的だ。海と険しい山が同居する国の力強さが、この一皿の練りごたえにそのまま表れているように感じた。

モンテネグロの国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

カチャマク(Kacamak)

じゃがいもとトウモロコシ粉にチーズを練り込む、濃厚な山の主食。

チツヴァラ(Cicvara)

コーンミールをバターとカイマックで煮る、クリーミーな郷土料理。

ニェグシ・プルシュット(Njeguski prsut)

海風と山風、ブナの煙で燻す、ニェグシ村名産の生ハム。

一皿の物語

カチャマクの表の顔は、じゃがいもとトウモロコシ粉を練り、クリームのカイマックやチーズを溶かし込んだ、濃厚でクリーミーな主食。けれど裏側には、アドリア海の恵みと険しい黒い山(モンテ・ネグロ)の暮らしが同居する国の記憶があり、山の乳製品と穀物を練り上げる素朴な力強さが宿る——海と山が出会う国の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

モンテネグロの食卓は、アドリア海沿岸と内陸の山地で二つの顔を持つ。海沿いは魚介やオリーブ、ワインが中心、内陸は子羊や燻製肉、チーズ、トウモロコシ料理などが主だ。地中海とバルカン、オスマンの影響が交じる素朴な食文化で、名物にニェグシュ村の生ハムや練り主食カチャマクがある。蒸留酒ラキヤも親しまれ、海と山の恵みが食卓に集う。

生活の知恵

じゃがいもとトウモロコシ粉という安い素材を練り上げれば、チーズを少し加えるだけで濃厚な主食になる。乳製品カイマックは保存が利き、練り粥にコクを与える。山の乳を無駄なくチーズやクリームに変え、余さず料理に生かす。海風と山風を利用して生ハムを燻し保存する。海と山の恵みを組み合わせる、質実な知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 カチャマク(じゃがいもとコーンの練り主食)

じゃがいも…300g(皮むき角切り)、水…700ml、粗挽きコーンミール…150g、塩…小さじ1/2強、無塩バター…30g、カイマク…60g(代替:クリームチーズ30g+サワークリーム)

鍋で水700mlを沸かして塩とじゃがいもを入れ、やわらかくなるまで約15分茹でる。じゃがいもを潰しながらコーンミールを少量ずつ加え、弱火で木べらで力強く混ぜる。10〜12分練り、艶が出て鍋肌から離れるまで加熱する。火を止めてバターとカイマク(またはクリームチーズとサワークリーム)を練り込む。器に盛り、表面をならして温かいうちに供する。

1人前 約200円から 約35分

本場は山のカイマックの濃厚なコクが決め手。日本版はクリームチーズとサワークリームで代えても、じゃがいもとコーンのクリーミーな主食を再現できる。

SkyMealスコア

13/25
うまさ
3/5
異国感
3/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
2/5
日本で食べやすさ
1/5

チーズ入りの練り主食は親しみやすいが、モンテネグロ料理に日本で出会う機会はほぼ無く、手作りが基本。