SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-171

SkyMeal Flight 171: リビアへ行く

大麦粉を練ったドーム状の主食に、羊肉のトマト煮込みを添えて。

From
東京
To
トリポリ
Time
約18時間(乗継)
Meal
バジーン

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
地中海に面した白い街並みと、内陸に広がるサハラ砂漠の砂丘
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次は羊腸のソーセージ、ウスバンか、揚げ物のムバッタンへ。

ドーム状の主食は淡白でもっちりしていて、中央の羊肉トマト煮込みに浸すと、一気に濃厚な味をまとった。手でちぎって煮込みを絡める食べ方が楽しく、みなで一皿を囲む一体感がある。大麦という乾燥に強い穀物が主食を支えてきたと知ると、砂漠の暮らしの知恵に思いを馳せた。

リビアの国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

バジーン(Bazin)

大麦粉を練ったドーム状の主食に、羊肉のトマト煮込みを添えて。

ウスバン(Usban)

羊腸に米・ハーブ・内臓を詰めて茹でて焼くソーセージ。

ムバッタン(Mbattan)

薄切りじゃがいもで挽肉を挟んで揚げる、家庭の軽食。

一皿の物語

バジーンの表の顔は、大麦粉を湯で練ったドーム状の主食に、羊肉とトマトの煮込みと卵を添えた、豪快な看板料理。けれど裏側には、地中海とサハラに挟まれた大地で、大麦という乾燥に強い穀物を主食に暮らしてきた歴史があり、みなで囲んで手でちぎり、中央の煮込みに浸して食べる——砂漠と海が出会う国の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

リビアの食卓は、地中海とアフリカの影響を受けた多様な料理が特徴だ。とりわけスパイスを豊富に使った肉料理や、クスクス、ドーム状の主食バジーンといった穀物料理が重要な役割を果たす。羊腸に詰めるソーセージ・ウスバンや、じゃがいもで挽肉を挟んで揚げるムバッタンも親しまれる。砂漠と地中海の恵みが、香辛料の効いた力強い料理に集まっている。

生活の知恵

乾燥に強い大麦の粉を湯で練れば、少ない材料でドーム状の腹持ちのよい主食になる。それ自体は淡白だからこそ、羊肉とトマトの濃い煮込みを中央に添えて全体を味わう。羊は腸まで使ってソーセージにし、内臓も無駄にしない。じゃがいもで挽肉を挟んで揚げれば、少ない肉でボリュームが出る。素材を余さず生かす知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 バジーン(大麦の主食と羊肉のトマト煮)

牛または羊肉…300g(角切り)、玉ねぎ…120g(みじん)、トマトペースト…25g、トマト…200g(角切り)、じゃがいも…200g(角切り)、クミン…2g、コリアンダー粉…2g、パプリカ…2g、大麦粉…適量、熱湯…適量、油…適量、塩…適量、(添え)ゆで卵

鍋で油を熱して肉を焼き付け、玉ねぎを加えて透明になるまで炒める。香辛料とトマトペーストを加えて軽く炒め、トマトと水を入れて弱火で60分煮る(途中でじゃがいもを加える)。団子は、ボウルで大麦粉に熱湯を少しずつ加えて木べらで練り、手を水で濡らしてまとめる。別鍋の湯で5〜7分下茹でし、取り出して台で練って滑らかなドーム状にする。皿に主食を置き、周りに煮込みとゆで卵を添える。

1人前 約300円から 約80分

本場は大麦のドーム状主食を中央に据え、みなで手でちぎって煮込みに浸す。日本版も全粒小麦粉で代えれば、素朴な主食と濃い煮込みの組み合わせを再現できる。

SkyMealスコア

13/25
うまさ
3/5
異国感
4/5
コスパ
3/5
ファーストクラス映え
2/5
日本で食べやすさ
1/5

羊肉のトマト煮込みは親しみやすいが、リビア料理に日本で出会う機会はほぼ無く、手作りが基本になる。