SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-013

SkyMeal Flight 13: イスラエル国へ行く

世界中から集まった移民の記憶が、一枚のピタの中で握手する。

From
東京
To
テルアビブ
Time
約16時間(乗継)
Meal
サビーチ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
地中海の白いビーチと、丘の上に広がる石造りの旧市街
おすすめの店
TA‑IM(広尾)
次に食べたい料理
次はファラフェルのピタサンドか、フムスとオリーブへ。

サビーチをひと口。揚げナスのとろみ、卵のコク、タヒニのごまの香りが、薄いピタの中で一斉にほどける。故郷を追われた人々が、朝食の記憶をこうして新しい国の名物に変えた——その執念ごと、じんわり美味しい。

イスラエル国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

サビーチ(Sabich)

揚げナスとゆで卵、タヒニをピタに挟むイラク系ユダヤ由来のサンド。

シャクシュカ(Shakshuka)

スパイス香るトマトソースに卵を落として煮込む朝食の定番。

ファラフェル(Falafel)

ひよこ豆をすりつぶして揚げる、ピタに挟む定番の豆コロッケ。

一皿の物語

サビーチの表の顔は、揚げナスとゆで卵をピタに挟んだ気軽な屋台サンド。けれど裏側には、イラクから逃れてきたユダヤ人が安息日の朝食を故郷の味ごと持ち込み、新しい国の名物に育て上げた、離散と再定住の物語がある。

なぜこの土地で生まれたか

イスラエルの食卓は、世界中から集まったユダヤ系移民の故郷が一つの皿に重なってできた。イラク、イエメン、モロッコ、東欧——それぞれが持ち込んだ料理が、中東・地中海の在来の食材とパレスチナ料理に混ざり合う。コーシャ(食の戒律)を守りながら、フムスやファラフェル、シャクシュカが屋台を賑わす。食は、多様なルーツを持つ人々をひとつの国に束ねる、生きた歴史の教科書だ。

生活の知恵

ひよこ豆一袋あれば、フムスにもファラフェルにもなる。安いナスを揚げてピタに挟めば満足のサンドに、余ったトマトは卵を落としてシャクシュカに。タヒニ(ごまペースト)という一瓶が、質素な野菜料理を一気に「中東の味」に引き上げる。豆と野菜で豊かに食べる知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 シャクシュカ

卵…4個、玉ねぎ…1/2個、赤ピーマン…1個、完熟トマト…300g、トマトペースト…大さじ1、にんにく…1片、クミン…小さじ1、パプリカ…小さじ1、塩…小さじ2/3、オリーブ油…大さじ1と1/2、好みでハリッサ少々

フライパンで油を温め、玉ねぎと赤ピーマンを柔らかくなるまで炒める。にんにく・クミン・パプリカを加え香りを出す。トマト・ペースト・塩を加え弱火で8〜10分煮て濃度をつける。くぼみを4か所作り卵を落とし、蓋をして3〜5分、白身が固まり黄身が半熟で火を止める。パンを添えて供する。

1人前 約300円から 約30分

本場は各家庭・移民ルーツごとに味が違う「顔」を持つ。日本版はスーパーの材料だけで作れ、パンに絡めて食べれば十分に中東の朝食になる。

SkyMealスコア

20/25
うまさ
5/5
異国感
3/5
コスパ
5/5
ファーストクラス映え
4/5
日本で食べやすさ
3/5

野菜と豆が主役でヘルシー、安く作りやすい。専門店も増えており、入りやすさと再現性の両立した優等生。