SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-014

SkyMeal Flight 14: イラク共和国へ行く

文明のゆりかご、二つの川のほとりで、川魚が炭火に開かれる。

From
東京
To
バグダッド
Time
約14時間(乗継)
Meal
マスグーフ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
ゆったり流れるチグリス川と、ヤシ並木に囲まれた古い街
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次は米と肉の包み料理ドルマか、揚げたてのクッバへ。

甘酸っぱいタレをまとった魚を口に運ぶと、タマリンドの酸味とザクロの甘みが炭の香りに重なる。人類が最初に文明を築いた川で、今も同じように魚を焼いているのだと思うと、一口が少し重く、そして美味しく感じた。

イラク共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

マスグーフ(Masgouf)

開いた川魚を炭火でじっくり焼く、二つの川のほとりの名物。

ドルマ(Dolma)

ぶどうの葉や野菜に米と肉を詰めて煮る、もてなしの包み料理。

クッバ(Kubba)

米や小麦の生地で肉を包んで揚げる、手間のかかる名品。

一皿の物語

マスグーフの表の顔は、大きな川魚を開いて炭火でじっくり焼く豪快なバグダードの名物。けれど裏側には、チグリス・ユーフラテスという人類最古の農耕文明を育んだ川の恵みを、何千年も同じように食べ続けてきた、途方もない時間の連続がある。

なぜこの土地で生まれたか

イラクの食卓は、メソポタミア——文明のゆりかごに根ざす。世界で最初に小麦を栽培し、ビールやパンを生んだこの土地では、米とラム、デーツ、香辛料が今も食卓の中心にある。ぶどうの葉に米を包むドルマ、小麦の生地で肉を包むクッバ——手間のかかる包み料理は、客人を大皿でもてなす豊かな歓待文化の証だ。度重なる戦火の中でも、家庭の味は静かに川のように流れ続けている。

生活の知恵

川の魚を一尾、丸ごと使い切る。米に少しの肉を混ぜてぶどうの葉や野菜に詰めれば、量が増えてごちそうになる。挽き割り小麦や米の生地で肉を包むクッバは、少ない肉を衣で大きく見せる知恵だ。デーツの甘みや乾燥ライムの酸味という保存食が、質素な料理に奥行きを添える。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 マスグーフ風 焼き魚

鯛や鱈などの切身(皮付き)…500g、タマリンドペースト…20g、ザクロ糖蜜…大さじ1、オリーブ油…大さじ1、ターメリック…小さじ1/2、にんにく…1片、塩…小さじ1、黒こしょう…少々、玉ねぎ・トマト…適量、レモン…適量

魚に浅く切れ目を入れ、タマリンド・ザクロ糖蜜・油・おろしにんにく・ターメリック・塩こしょうを混ぜて全体に塗る。オーブン220℃で20〜25分、表面に焼き色がつくまで焼く。仕上げに数分、上火で香ばしく。玉ねぎ・トマトを添え、レモンを絞る。

1人前 約400円から 約35分

本場は開いた川魚を屋外の炭火で焼く。日本版は切身+オーブンで代えても、タマリンドとザクロの甘酸っぱさで二つの川の味に近づける。

SkyMealスコア

17/25
うまさ
4/5
異国感
4/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
2/5

甘酸っぱいタレの焼き魚は日本人にも親しみやすい。専門店は稀だが家庭での再現は十分可能。