SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-049

SkyMeal Flight 49: グアテマラ共和国へ行く

マヤの末裔の国で、種とスパイスをすり潰した濃厚なソースが肉を煮る。

From
東京
To
グアテマラシティ
Time
約18時間(乗継)
Meal
ペピアン

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
連なる火山と、その麓に広がる色鮮やかなマヤの市場
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次は七面鳥スープのカキイクか、緑のソースのホコンへ。

すり潰した種のソースは、ざらりとした舌触りの奥に、乾煎りの香ばしさと複雑なスパイスが折り重なっている。既製のカレーとは全く違う、手仕事の味だ。マヤの人々が何千年も続けてきた調理を思うと、一皿に流れる時間の深さに震えた。

グアテマラ共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

ペピアン(Pepian)

種とスパイスをすり潰したソースで肉を煮る、濃厚な国民食。

カキイク(Kak’ik)

七面鳥をトマトとチリで煮る、マヤ文化を彩る伝統スープ。

ホコン(Jocon)

鶏をグリーントマトの緑のソースで煮込む郷土シチュー。

一皿の物語

ペピアンの表の顔は、鶏をスパイシーなソースで煮た濃厚な国民食。けれど裏側には、かぼちゃの種やごま、乾燥唐辛子を一つ一つ乾煎りしてすり潰す——マヤの時代から受け継がれた、手間を惜しまない儀礼的な調理の技がある。

なぜこの土地で生まれたか

グアテマラの食卓は、マヤ文明の末裔である先住民の食に、スペインの食材が重なってできた。トウモロコシと豆、唐辛子を基礎に、種やスパイスをすり潰して作る濃厚なソースの煮込みが特徴だ。トウモロコシの生地を葉で包んで蒸すタマレスは、祝祭や日曜の食卓に欠かせない。マヤの人々が神に捧げたカカオの発祥地でもあり、色鮮やかな料理の一つ一つに、古代文明の記憶が息づいている。

生活の知恵

かぼちゃの種やごまという安い素材を乾煎りしてすり潰せば、少しの肉でも濃厚でコクのあるソースになる。トウモロコシの生地に少量の具を包んで蒸せば、量が増えて祝いの膳になる。乾燥唐辛子は保存が効き、料理に深い辛味と色を添える。身近な種と穀物を、手間で豊かに変える知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 ペピアン(種とスパイスの鶏煮込み)

鶏もも肉…350g、トマト…250g、玉ねぎ…1/2個、にんにく…2片、乾燥唐辛子(あれば)…1〜2本、かぼちゃの種…30g、白ごま…20g、シナモン…少々、クローブ…少々、植物油…小さじ2、塩…小さじ3/4、水または出汁…500ml

フライパンでごま・かぼちゃの種・唐辛子・玉ねぎ・にんにく・トマトを順に乾煎りする。水少量を加えてミキサーで滑らかにする。鍋で鶏肉を焼き、ソースと水を注ぐ。弱火で30〜40分煮る。塩で調え、ご飯やトルティーヤと共に供する。

1人前 約350円から 約50分

本場は複数の乾燥唐辛子を使い分ける。日本版は入手できる唐辛子で代えても、種を乾煎りしてすり潰す食べ方でマヤの濃厚なソースになる。

SkyMealスコア

17/25
うまさ
4/5
異国感
4/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
2/5

種とスパイスの濃厚なソースは個性的で滋味深い。中南米料理店で近い味に出会えるが専門は稀。