SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-052

SkyMeal Flight 52: グレナダへ行く

香辛料の島で、ナツメグの香りが一鍋の煮込みに立ちのぼる。

From
東京
To
セントジョージズ
Time
約24時間(乗継)
Meal
オイルダウン

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
馬蹄形の入り江に並ぶカラフルな家々と、香辛料畑の丘
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次はナツメグ・アイスクリームか、コンク貝のランビー・カレーへ。

煮汁を吸った野菜とダンプリングを頬張ると、ココナッツのコクの奥からナツメグの甘い香りがふわりと立つ。一鍋に島の香辛料が全部溶け込んでいるようだ。小さな島が世界に香りを供給していると思うと、一皿がいっそう芳しく感じた。

グレナダの国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

オイルダウン(Oil down)

塩漬け肉・魚と野菜をココナッツミルクで煮る一鍋の国民食。

ナツメグ・アイスクリーム(Nutmeg Ice Cream)

削りたてナツメグが香る、島らしいアイスクリーム。

ランビー・カレー(Lambie(Conch)Curry)

コンク貝をスパイスとココナッツで煮込む海沿いの定番。

一皿の物語

オイルダウンの表の顔は、塩漬け肉や魚と野菜をココナッツミルクで煮込んだ一鍋料理。けれど裏側には、ターメリックで黄色く染まった煮汁を野菜とダンプリングが吸い尽くすまで待つ——世界有数のナツメグ産地が育んだ、香りを主役にする料理という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

グレナダの食卓は、「香辛料の島」と呼ばれる小さなカリブの島に根ざす。ナツメグやシナモン、クローブの一大産地で、その香りがあらゆる料理とデザートに漂う。アフリカ、インド、フランスの影響が重なるクレオール料理が主流で、パンノキと塩魚をココナッツミルクで煮るオイルダウンが国民食だ。海の幸とラム、そして島中に香る香辛料が、素朴な暮らしを豊かに彩っている。

生活の知恵

一つの鍋にあるものを全部重ねて、ココナッツミルクを吸わせれば、それだけで満足の一皿になる。ダンプリングで嵩を増し、塩漬け魚で保存の効くタンパク源を足す。特産のナツメグは、アイスクリームに削るだけで贅沢なデザートに。島の香辛料と海の恵みを無駄なく使う知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 オイルダウン(ココナッツ煮込み)

じゃがいも…300g+青バナナ…200g(パンノキの代替)、鶏もも肉…250g、かぼちゃ…200g、にんじん…1本、玉ねぎ…1個、ほうれん草…100g、ココナッツミルク…400ml、ターメリック…小さじ1、タイム…少々、にんにく…1片、塩…小さじ3/4、油…小さじ2、【ダンプリング】薄力粉…100g+水…50ml+塩少々

鶏に軽く塩をして焼き色をつける。大鍋に鶏→じゃがいも・青バナナ→野菜→ダンプリングの順に重ねる。ココナッツミルク・ターメリック・タイム・塩・にんにくを混ぜて全体に注ぐ。蓋をして弱火で30〜40分、煮汁がほぼ吸われるまで煮る。軽く混ぜて供する。

1人前 約350円から 約60分

本場はパンノキと塩漬け魚が主役。日本版はじゃがいもと青バナナで代えても、ターメリックとココナッツで香辛料の島の一鍋になる。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
4/5
異国感
4/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
1/5

ココナッツと香辛料の一鍋は滋味深く個性的。日本に専門店はほぼ無く、家庭での再現が中心となる。