SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-037

SkyMeal Flight 37: ガボン共和国へ行く

赤道の森の国で、ヤシの実の濃厚なソースが鶏を包み込む。

From
東京
To
リーブルヴィル
Time
約20時間(乗継)
Meal
ニェンブウェ・チキン

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
大西洋岸の砂浜と、その背後に果てしなく続く赤道の密林
おすすめの店
イェネガ
サバンナテラス
次に食べたい料理
次はオクラのとろみ煮込みドンゴドンゴか、キャッサバ葉蒸しのクプクテへ。

ヤシの実のソースをまとった鶏は、これまで知らない種類の濃厚なコクだった。ナッツのような、油のような、独特の深さ。国土のほとんどが森というこの国が、その森だけで生み出した豊かさに、素直に驚かされた。

ガボン共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

ニェンブウェ・チキン(Nyembwe Chicken)

ヤシの実のソースで鶏を煮込む、コク豊かな国民食。

ドンゴドンゴ(Dongo-Dongo)

刻んだオクラをとろりと煮る、魚や肉に合うスープ。

クプクテ(Soukoute)

キャッサバの葉をバナナ葉で包んで蒸す郷土料理。

一皿の物語

ニェンブウェ・チキンの表の顔は、ヤシの実の果肉から作る濃厚なソースで鶏を煮た国民食。けれど裏側には、赤道の熱帯林が与えるパームナッツを丁寧に搾り、森の恵みだけで豊かなコクを生み出す——ジャングルに抱かれた国の自給の知恵がある。

なぜこの土地で生まれたか

ガボンの食卓は、国土の大半を覆う赤道直下の熱帯林の恵みの上にできた。キャッサバやプランテンを主食に、川や海の魚、森のジビエを煮込みやグリルで食べる。パームナッツのソースや唐辛子、オクラが料理に濃厚さととろみを与える。旧宗主国フランスの影響で都市部にはパンや洋菓子もあるが、家庭の食は森と川の恵みに根ざした素朴なものだ。石油で潤う国でありながら、台所は緑深い。

生活の知恵

森が与えるパームナッツを搾れば、少しの鶏でも濃厚なソースの一皿になる。刻んだオクラはとろみを付けて汁物を豊かにし、キャッサバの葉すら包んで蒸せば立派なおかずになる。身の回りの森と川の恵みを、油ととろみで満足に変える——それが赤道の民の知恵だ。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 ニェンブウェ・チキン(ヤシの実ソースの鶏煮込み)

鶏もも肉…400g、玉ねぎ…1個、にんにく…2片、パームナッツソース(缶・Sauce Graine等)…400g、唐辛子…少々、塩…小さじ3/4、植物油…大さじ1

鶏を油で焼き色をつける。玉ねぎ・にんにくを加えて炒める。パームナッツソースで伸ばし、弱火で30分煮る。塩と唐辛子で味を調える。伝統的な果実搾りは家庭では行わず、缶詰ソースを使う。ご飯やフフ(キャッサバ餅)と共に。

1人前 約400円から 約45分

本場はパームナッツを搾ったソースが命。日本版は缶詰ソースで代えても、鶏を包む濃厚なコクで赤道の森の一皿に近づける。

SkyMealスコア

15/25
うまさ
4/5
異国感
4/5
コスパ
3/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
1/5

ヤシの実の濃厚なコクは個性的。缶詰ソースが手に入れば再現でき、独特の風味を楽しめる。