Flight Note
フライト情報 & 搭乗記
- 窓から見たい景色
- 火山島に立つスペイン風の街並みと、赤道の海に沈む夕日
- おすすめの店
- カカオサンパカ 丸の内本店
- 次に食べたい料理
- 次は甘いバナナ焼きアクワドゥか、森のカタツムリのスープへ。
唐辛子の効いた熱いスープをすすると、魚の旨みとトマトの酸味に汗が滲む。アフリカで唯一スペイン語を話す国という独特さを思いながら、この辛い一杯に、混ざり合った来歴の面白さを感じた。
Food Data
料理データ
今日の機内食候補
白身魚を唐辛子とトマトで煮る、辛味の効いた魚のスープ。
完熟バナナをオレンジとココナッツで焼く甘い一品。
森のカタツムリを野菜と煮込む、珍重される地域のスープ。
一皿の物語
ペペスープの表の顔は、白身魚を唐辛子とトマトで煮た辛味の効いたスープ。けれど裏側には、赤道の熱帯と海の恵みに、スペイン植民地の記憶が重なる——アフリカで唯一スペイン語を公用語とする、独特の来歴を映す顔がある。
なぜこの土地で生まれたか
赤道ギニアの食卓は、赤道直下の本土と島々に、ファング系先住民の食とスペイン植民地の影響が重なってできた。キャッサバやプランテンを主食に、魚介とピーナッツやパーム油の煮込み、辛味の効いた料理が中心だ。島嶼部と本土で食材が異なり、ココナッツやバナナも活用される。石油で潤う小国だが、家庭の食は森と海の恵みに根ざす。スペイン語という珍しい共通語のもと、アフリカとイベリアの文化が混ざり合っている。
生活の知恵
周囲の海で獲れる魚を、唐辛子とトマトで煮れば、体を温める滋味深いスープになる。完熟バナナをオレンジとココナッツで焼けば甘いおやつに、森のカタツムリすら貴重なタンパク源にする。唐辛子という安い薬味が、質素な素材を一気に「その土地の味」にする。身近な海と森の恵みを無駄なく生かす知恵が生きている。
SkyMeal式レシピ
白身魚(スナッパー等)…250g、水…500ml、玉ねぎ…1個、トマト…1個、赤パプリカ…80g、ハバネロ…1/4個(種除く)、ローリエ…1枚、乾燥バジル…少々、レモン汁…小さじ2、植物油…小さじ1、塩…小さじ1/2、白こしょう…少々
玉ねぎは薄切り、トマト・パプリカは角切り、魚は大きめに切る。鍋に水・玉ねぎ・トマト・パプリカ・ハバネロ・ローリエ・バジルを入れ中火で沸かす。弱火にして10分煮て香味を出す。魚を加え弱火で8〜10分やさしく煮る(沸騰させない)。油とレモン汁を加え、塩・こしょうで調える。ローリエを除き、ご飯やプランテンと共に。
本場は現地の魚と唐辛子が持ち味。日本版も白身魚とハバネロで、辛味とレモンを効かせれば赤道の海のスープになる。
SkyMealスコア
- うまさ
- 4/5
- 異国感
- 4/5
- コスパ
- 3/5
- ファーストクラス映え
- 3/5
- 日本で食べやすさ
- 1/5
辛い魚のスープは親しみやすい味。日本に専門店はほぼ無く、家庭での再現が中心となる。