SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-081

SkyMeal Flight 81: 赤道ギニア共和国へ行く

アフリカで唯一スペイン語を話す国で、唐辛子の効いた魚のスープが体を温める。

From
東京
To
マラボ
Time
約22時間(乗継)
Meal
ペペスープ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
火山島に立つスペイン風の街並みと、赤道の海に沈む夕日
次に食べたい料理
次は甘いバナナ焼きアクワドゥか、森のカタツムリのスープへ。

唐辛子の効いた熱いスープをすすると、魚の旨みとトマトの酸味に汗が滲む。アフリカで唯一スペイン語を話す国という独特さを思いながら、この辛い一杯に、混ざり合った来歴の面白さを感じた。

赤道ギニア共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

ペペスープ(Pepe Soup)

白身魚を唐辛子とトマトで煮る、辛味の効いた魚のスープ。

アクワドゥ(Akwadu)

完熟バナナをオレンジとココナッツで焼く甘い一品。

フォレスト・スネイル・スープ(Forest Snails Soup)

森のカタツムリを野菜と煮込む、珍重される地域のスープ。

一皿の物語

ペペスープの表の顔は、白身魚を唐辛子とトマトで煮た辛味の効いたスープ。けれど裏側には、赤道の熱帯と海の恵みに、スペイン植民地の記憶が重なる——アフリカで唯一スペイン語を公用語とする、独特の来歴を映す顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

赤道ギニアの食卓は、赤道直下の本土と島々に、ファング系先住民の食とスペイン植民地の影響が重なってできた。キャッサバやプランテンを主食に、魚介とピーナッツやパーム油の煮込み、辛味の効いた料理が中心だ。島嶼部と本土で食材が異なり、ココナッツやバナナも活用される。石油で潤う小国だが、家庭の食は森と海の恵みに根ざす。スペイン語という珍しい共通語のもと、アフリカとイベリアの文化が混ざり合っている。

生活の知恵

周囲の海で獲れる魚を、唐辛子とトマトで煮れば、体を温める滋味深いスープになる。完熟バナナをオレンジとココナッツで焼けば甘いおやつに、森のカタツムリすら貴重なタンパク源にする。唐辛子という安い薬味が、質素な素材を一気に「その土地の味」にする。身近な海と森の恵みを無駄なく生かす知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 ペペスープ(辛味の魚スープ)

白身魚(スナッパー等)…250g、水…500ml、玉ねぎ…1個、トマト…1個、赤パプリカ…80g、ハバネロ…1/4個(種除く)、ローリエ…1枚、乾燥バジル…少々、レモン汁…小さじ2、植物油…小さじ1、塩…小さじ1/2、白こしょう…少々

玉ねぎは薄切り、トマト・パプリカは角切り、魚は大きめに切る。鍋に水・玉ねぎ・トマト・パプリカ・ハバネロ・ローリエ・バジルを入れ中火で沸かす。弱火にして10分煮て香味を出す。魚を加え弱火で8〜10分やさしく煮る(沸騰させない)。油とレモン汁を加え、塩・こしょうで調える。ローリエを除き、ご飯やプランテンと共に。

1人前 約350円から 約35分

本場は現地の魚と唐辛子が持ち味。日本版も白身魚とハバネロで、辛味とレモンを効かせれば赤道の海のスープになる。

SkyMealスコア

15/25
うまさ
4/5
異国感
4/5
コスパ
3/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
1/5

辛い魚のスープは親しみやすい味。日本に専門店はほぼ無く、家庭での再現が中心となる。