SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-021

SkyMeal Flight 21: エクアドル共和国へ行く

赤道の名を負う国で、マグロとキャッサバのスープが朝の体を起こす。

From
東京
To
キト
Time
約24時間(乗継)
Meal
エンセボジャード

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
赤道直下にそびえる雪の火山と、アンデスの高地に広がる街
おすすめの店
GRAND SAMARKAND
次に食べたい料理
次はポテトパンケーキのリャピンガチョか、太平洋岸のセビーチェへ。

ひと口すすると、マグロの旨みとライムの酸味がすっと体に入る。二日酔いの特効薬と呼ばれる意味が、なんとなくわかる爽やかさ。海と山とジャングルを抱える国の、朝の元気がそこにあった。

エクアドル共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

エンセボジャード(Encebollado)

マグロとキャッサバを煮る酸味のある魚介スープ。朝の定番。

ファネスカ(Fanesca)

復活祭限定、12種の豆と穀物で作る象徴的な儀礼スープ。

リャピンガチョ(Llapingacho)

じゃがいもとチーズを練って焼く、高地生まれのポテトパンケーキ。

一皿の物語

エンセボジャードの表の顔は、マグロとキャッサバを煮た酸味のある魚介スープ。けれど裏側には、太平洋岸の漁師町で「二日酔いの特効薬」として愛され、朝から屋台に人が並ぶ——庶民の暮らしに溶け込んだ生活のスープという顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

エクアドルの食卓は、赤道が貫く国土の高低差そのものだ。太平洋岸ではマグロやエビ、青バナナ、山のアンデスではじゃがいもとトウモロコシ、アマゾンではキャッサバと川魚。標高で食材ががらりと変わる。先住民の主食に、スペインがもたらした調理と、カカオという世界に誇る特産が重なる。一つの国に、海と山とジャングルの食が同居している。

生活の知恵

安いキャッサバとマグロで、体を満たす一皿が作れる。じゃがいもを潰してチーズを包めば、リャピンガチョという素朴なおやつになり、ピーナッツソースが野菜を豊かにする。赤玉ねぎをライムで和えるだけの薬味が、質素なスープを一気に「その土地の味」に引き上げる。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 エンセボジャード(マグロとキャッサバのスープ)

マグロ(キハダ等)…250g、キャッサバ(またはさといも)…300g、赤玉ねぎ…1/2個、トマト…1個、香菜…少々、水…800ml、ライム汁…大さじ2、クミン…小さじ1、オレガノ…少々、植物油…大さじ1、塩…小さじ3/4

キャッサバを2〜3cmに切り、水で20〜25分茹でて芯を除く。別鍋で油を熱し玉ねぎ半量とトマトを炒め、クミン・オレガノを加える。水を注ぎ5分煮て、マグロを入れ弱火で8〜10分、取り出してほぐす。キャッサバを一口大に割り鍋に戻す。塩で調え、器に盛る。残りの玉ねぎをライムで和えて香菜とのせ、ライムを添える。

1人前 約350円から 約45分

本場は太平洋のマグロと生のキャッサバが主役。日本版はさといもで代えても、ライムと赤玉ねぎの酸味で赤道の港町の味に近づける。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
4/5
異国感
3/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
2/5

酸味のさっぱりした魚介スープは日本人にも入りやすい。エクアドル専門店は稀だが再現は容易。