Flight Note
フライト情報 & 搭乗記
- 窓から見たい景色
- 赤道直下にそびえる雪の火山と、アンデスの高地に広がる街
- おすすめの店
- GRAND SAMARKAND
- 次に食べたい料理
- 次はポテトパンケーキのリャピンガチョか、太平洋岸のセビーチェへ。
ひと口すすると、マグロの旨みとライムの酸味がすっと体に入る。二日酔いの特効薬と呼ばれる意味が、なんとなくわかる爽やかさ。海と山とジャングルを抱える国の、朝の元気がそこにあった。
Food Data
料理データ
今日の機内食候補
マグロとキャッサバを煮る酸味のある魚介スープ。朝の定番。
復活祭限定、12種の豆と穀物で作る象徴的な儀礼スープ。
じゃがいもとチーズを練って焼く、高地生まれのポテトパンケーキ。
一皿の物語
エンセボジャードの表の顔は、マグロとキャッサバを煮た酸味のある魚介スープ。けれど裏側には、太平洋岸の漁師町で「二日酔いの特効薬」として愛され、朝から屋台に人が並ぶ——庶民の暮らしに溶け込んだ生活のスープという顔がある。
なぜこの土地で生まれたか
エクアドルの食卓は、赤道が貫く国土の高低差そのものだ。太平洋岸ではマグロやエビ、青バナナ、山のアンデスではじゃがいもとトウモロコシ、アマゾンではキャッサバと川魚。標高で食材ががらりと変わる。先住民の主食に、スペインがもたらした調理と、カカオという世界に誇る特産が重なる。一つの国に、海と山とジャングルの食が同居している。
生活の知恵
安いキャッサバとマグロで、体を満たす一皿が作れる。じゃがいもを潰してチーズを包めば、リャピンガチョという素朴なおやつになり、ピーナッツソースが野菜を豊かにする。赤玉ねぎをライムで和えるだけの薬味が、質素なスープを一気に「その土地の味」に引き上げる。
SkyMeal式レシピ
マグロ(キハダ等)…250g、キャッサバ(またはさといも)…300g、赤玉ねぎ…1/2個、トマト…1個、香菜…少々、水…800ml、ライム汁…大さじ2、クミン…小さじ1、オレガノ…少々、植物油…大さじ1、塩…小さじ3/4
キャッサバを2〜3cmに切り、水で20〜25分茹でて芯を除く。別鍋で油を熱し玉ねぎ半量とトマトを炒め、クミン・オレガノを加える。水を注ぎ5分煮て、マグロを入れ弱火で8〜10分、取り出してほぐす。キャッサバを一口大に割り鍋に戻す。塩で調え、器に盛る。残りの玉ねぎをライムで和えて香菜とのせ、ライムを添える。
本場は太平洋のマグロと生のキャッサバが主役。日本版はさといもで代えても、ライムと赤玉ねぎの酸味で赤道の港町の味に近づける。
SkyMealスコア
- うまさ
- 4/5
- 異国感
- 3/5
- コスパ
- 4/5
- ファーストクラス映え
- 3/5
- 日本で食べやすさ
- 2/5
酸味のさっぱりした魚介スープは日本人にも入りやすい。エクアドル専門店は稀だが再現は容易。