SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-099

SkyMeal Flight 99: ドミニカ国へ行く

カリブの「自然の島」で、タロの葉とココナッツが緑の濃厚スープになる。

From
東京
To
ロゾー
Time
約26時間(乗継)
Meal
カリルー・スープ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
熱帯林に覆われた火山の峰と、湯気を上げる沸騰湖
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次は陸ガニのクラブ・バックスか、スパイスの効いた煮込みへ。

緑の濃厚なスープをすすると、青菜のほろ苦さにココナッツのコクとかぼちゃの甘みが重なる。優しく体に沁みる。手つかずの自然を誇る島が、その青菜を国民食に定めたと思うと、一皿に島の誇りが溶けているのを感じた。

ドミニカ国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

カリルー・スープ(Callaloo Soup)

タロの葉をココナッツで煮る、緑の濃厚な国民的スープ。

クラブ・バックス(Crab Back)

陸ガニの身をパン粉やハーブと和え、殻に詰めて焼く名物。

マウンテンチキン(Mountain Chicken)

かつて国民食とされた、カエルの脚の料理(現在は保護)。

一皿の物語

カリルー・スープの表の顔は、タロ(ダシーン)の葉をココナッツで煮た緑の濃厚なスープ。けれど裏側には、火山と熱帯林に覆われた「自然の島」の豊かな青菜を主役にし、2013年に正式な国民食に定められた——自然への誇りを託された一皿という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

ドミニカ国の食卓は、カリブ海で最も手つかずの自然が残る「自然の島」の恵みに根ざす。火山と熱帯林、無数の川に囲まれ、青菜や根菜、熱帯果実が豊かだ。アフリカとフランスの影響を受けたクレオール料理が中心で、魚介やバナナ、キャッサバ、ヤムを使う。カリブ先住民の末裔が今も暮らす数少ない島でもある。緑濃いカリルー・スープや、スパイスの効いた煮込みが、豊かな自然をそのまま映した食文化を形づくっている。

生活の知恵

島に茂るタロの葉を、ココナッツで煮れば緑の濃厚なスープになる。オクラのとろみとかぼちゃの甘みが、少しの具でも満足の一皿にする。陸ガニの身をパン粉と和えて殻に詰めれば、無駄なく殻ごとごちそうに。豊かな自然の青菜と海の幸を、ココナッツで豊かに変える知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 カリルー・スープ(青菜のココナッツスープ)

ほうれん草(タロ葉の代替)…150g、ココナッツミルク…200ml、オクラ…100g、かぼちゃ…150g、玉ねぎ…1個、青ねぎ・タイム…各少々、唐辛子…少々、水…500ml、塩…小さじ2/3、蟹または塩豚…100g(任意)

葉はよく洗って刻む。鍋で水・玉ねぎ・角切りかぼちゃを沸かし10分煮る。刻んだ葉・オクラ・青ねぎ・タイム・唐辛子・(使う場合は)蟹か塩豚を加え、15〜20分煮る。ココナッツミルクを加え5分温め、塩で調える。粗く潰してとろみを出して供する。

1人前 約350円から 約40分

本場はタロ(ダシーン)の葉が主役。日本版はほうれん草とオクラで代えても、ココナッツのコクとかぼちゃの甘みでカリブの緑のスープになる。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
4/5
異国感
4/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
1/5

青菜のココナッツスープは滋味深く優しい。日本に専門店はほぼ無く、家庭での再現が中心となる。