SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-067

SkyMeal Flight 67: ジブチ共和国へ行く

紅海の玄関で、香辛料の米と肉が交易の風をまとって炊ける。

From
東京
To
ジブチ
Time
約16時間(乗継)
Meal
スクーデハリス

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
紅海に面した港と、塩湖アッサルの真っ白な岸辺
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次は揚げパイのファタヤか、肉と野菜のスープ、マラクへ。

香辛料をまとった米に、肉の旨みが染みる。派手さはないが、クミンとカルダモンの香りに交易の風を感じる。アフリカとアラブとヨーロッパが行き交う小さな港町の来歴が、この一皿に静かに畳み込まれていた。

ジブチ共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

スクーデハリス(Skoudehkaris)

香辛料で炊いた米に羊や牛を合わせる素朴な国民食。

ファタヤ(Fataaya)

肉や野菜を詰めて揚げる、軽食に人気のパイ。

マロウア(Maraq)

肉と野菜を煮込む、米やパンに合うスープ。

一皿の物語

スクーデハリスの表の顔は、香辛料で炊いた米に肉を合わせた素朴な国民食。けれど裏側には、紅海とインド洋を結ぶ交易の要衝で、ソマリ・アファル・イエメン・フランスの食が混ざり合う——小さな国に世界が行き交う顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

ジブチの食卓は、アフリカの角に位置し、紅海とインド洋を結ぶ交易の要衝の歴史に根ざす。ソマリ、アファルといった遊牧民の食に、対岸イエメンのアラブ料理、旧宗主国フランスの影響が重なる。香辛料を効かせた米料理や煮込み、平焼きパンのラホフが日常食だ。港を行き交う船とともに、様々な食文化が持ち込まれてきた。乾いた土地と海の恵みを、交易がもたらした香辛料で豊かにする食文化だ。

生活の知恵

香辛料と一緒に米を炊けば、少しの肉でも香り高い一皿になる。肉と野菜をまとめて煮込むマラクは、あるものを一鍋にまとめる庶民の知恵。余った肉は皮に包んで揚げれば、携帯できる軽食ファタヤに。乾いた土地の恵みを、交易の香辛料と工夫で豊かに変える知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 スクーデハリス(香辛料の炊き込みご飯)

牛または羊の角切り…250g、玉ねぎ…1/2個、トマト…1個、米(長粒)…200g、油…大さじ1、水…450ml、クミン…小さじ1/3、カルダモン…少々、シナモン…少々、塩…小さじ3/4

米は洗って10分浸水する。鍋で油を温め玉ねぎを炒め、肉を加えて焼き色をつける。スパイス・トマトを加え2分炒める。水と塩を加え蓋をして弱火で15分煮る。米を加えて平らにし再び蓋をして弱火で12〜15分炊く。火を止めて10分蒸らす。

1人前 約350円から 約50分

本場は交易由来の香辛料が持ち味。日本版も市販スパイスで、クミンとカルダモンを効かせれば紅海の玄関の一皿になる。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
4/5
異国感
4/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
1/5

香辛料の炊き込みご飯は親しみやすい。日本に専門店はほぼ無く、家庭での再現が中心となる。