SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-058

SkyMeal Flight 58: コモロ連合へ行く

「香りの島」で、バニラとクローブが炊き込みご飯に立ちのぼる。

From
東京
To
モロニ
Time
約20時間(乗継)
Meal
ピラウ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
インド洋に浮かぶ火山島と、白いモスクの尖塔が並ぶ港町
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次はココナッツ煮のラハリか、魚とバナナのムトロへ。

炊きたての米から、クローブとシナモンの甘く複雑な香りが立ちのぼる。牛肉の旨みと香辛料が一粒ずつに染みて、質素なのに贅沢だ。世界に香りを供給する島が、その香りを毎日の食卓にも注いでいることに、豊かさを感じた。

コモロ連合の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

ラハリ(Lahari)

魚や鶏をココナッツミルクで煮る、島の基本の一皿。

ムトロ(M'tsiro)

魚と青バナナをココナッツミルクで煮る濃厚な料理。

ピラウ(Pilau)

香辛料と肉を米に炊き込む、スワヒリ風の祝いのご飯。

一皿の物語

ピラウの表の顔は、香辛料と肉を米に炊き込んだ祝いの炊き込みご飯。けれど裏側には、世界有数のバニラとクローブ、イランイランの産地でありながら、その香りを日々の食卓にも惜しみなく使う——「香りの島」の豊かさという顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

コモロの食卓は、アフリカ大陸とマダガスカルの間に浮かぶ火山島の暮らしに根ざす。アフリカ、アラブ、フランスの影響が重なり、米やキャッサバと魚介を、ココナッツやバニラ、クローブといった特産の香辛料で調理する。スワヒリ文化のピラウやサンブーサも親しまれる。イスラム教のもとラマダンのご馳走が大切にされ、香り高い煮込みが食卓を彩る。小さな島国ながら、世界に香料を供給する誇りが食にも息づいている。

生活の知恵

少しの肉でも、香辛料と一緒に米に炊き込めば、香り高い祝いの一皿になる。魚と青バナナをココナッツミルクで煮れば、島の恵みだけで濃厚な料理に。特産の香辛料は保存が効き、質素な素材を一気に豊かに変える。身近な米と魚を、島の香りで格上げする知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 ピラウ(スワヒリ風スパイス炊き込みご飯)

長粒米…180g、牛肉(薄切り)…200g、玉ねぎ…1個、にんにく…1片、生姜…10g、トマト…1個、植物油…大さじ1、カルダモン…2粒、シナモンスティック…1本、クローブ…3粒、黒こしょう粒…少々、ナツメグ…少々、塩…小さじ3/4、水…300ml

厚手鍋で油とホールスパイスを温め香りを出す。玉ねぎをよく炒め、牛肉を加え軽く色が変わるまで炒める。にんにく・生姜・トマトを加え水分を飛ばす。洗った米と塩を加え全体を炒め合わせ、水を注ぐ。沸騰後蓋をして弱火で12〜15分、火を止めて10分蒸らす。

1人前 約350円から 約40分

本場は島産のクローブやバニラが香りの軸。日本版も市販のスパイスで、シナモンとクローブを効かせれば「香りの島」の一皿に近づく。

SkyMealスコア

15/25
うまさ
4/5
異国感
3/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
1/5

香辛料の効いた炊き込みご飯は親しみやすい。日本に専門店はほぼ無く、家庭での再現が中心となる。