SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-133

SkyMeal Flight 133: ブルキナファソへ行く

雑穀の団子をオクラのソースに浸す、サヘルの主食トー。

From
東京
To
ワガドゥグー
Time
約20時間(乗継)
Meal
トー

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
赤土のサバンナに点在するバオバブの巨木と、活気ある内陸の市場
おすすめの店
カラバッシュ
次に食べたい料理
次は一鍋ごはんのリズ・グラか、濃厚な郷土煮込みバベンダへ。

練り上げた雑穀団子は餅とも団子とも違う独特のもちり感で、オクラのとろみソースがよく絡んだ。味は淡白だが、噛むほどに雑穀の滋味がにじみ、干し魚のコクが後を支える。厳しい大地でこれが命をつないできたのだと思うと、飾らない一皿に静かな力強さを感じた。

ブルキナファソの国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

トー(To)

雑穀の団子をオクラのソースに浸す、サヘルの主食。

リズ・グラ(Riz gras)

トマトと肉で米を炊く、国民的な一鍋ごはん。

バベンダ(Babenda)

発酵豆と苦味葉、干し魚を煮る濃厚な郷土煮込み。

一皿の物語

トーの表の顔は、雑穀の粉を練り上げた団子を、オクラやバオバブ葉のとろみソースに浸して食べる、飾りけのない主食。けれど裏側には、サハラの南縁サヘルで乾燥に強い雑穀を育て、限られた葉物と組み合わせて命をつないできた暮らしがあり、粉を根気よく練る手が味を決める——サヘルの大地の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

ブルキナファソの食卓は、内陸のサヘル地帯で、ミレットやソルガムなどの雑穀を主体に育まれた。練り団子のトーやクスクス、ピーナツソース、グリル肉、オクラや葉菜の煮込みが日常を支える。ハイビスカスの飲料ビサップも親しまれる。乏しい大地の恵みを、根気強い調理と発酵で豊かに変える、素朴で力強い食文化が根づいている。

生活の知恵

乾燥に強い雑穀は、サヘルでも育つ命綱の主食だ。粉を根気よく練れば、団子となって少量でも腹を満たす。オクラやバオバブの葉はとろみと栄養を添え、干し魚やピーナツ粉が乏しい肉汁にコクを足す。米も肉や野菜と一鍋で炊き、無駄なく満腹にする。厳しい大地の恵みを、練りと発酵で最大限に生かす知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 トー(雑穀団子のオクラソース添え)

シコクビエ粉またはソルガム粉…150g(代替:雑穀粉・そば粉)、水…600ml、塩…小さじ1/2、オクラ…150g、トマト…100g、玉ねぎ…80g、赤唐辛子…少々、干しエビ粉…適量、油…適量

オクラは小口、玉ねぎは粗みじん、トマトは角切りにする。鍋に油を温めて玉ねぎを中火で2分炒め、トマト・唐辛子・干しエビ粉を加えて2分炒める。水200mlを注いで煮立て、オクラを加えて弱めの中火で7〜8分、とろみが出るまで煮て塩で調える(ソース)。別鍋で水600mlを沸かし、雑穀粉を少しずつ泡立て器で混ぜながら加え、木べらで練り上げる。団子状に盛り、ソースに浸して食べる。

1人前 約200円から 約40分

本場は雑穀粉を力強く練り、オクラのとろみソースで食べる。日本版はそば粉などで代えても、練り団子とオクラの組み合わせでサヘルの主食に近づく。

SkyMealスコア

13/25
うまさ
3/5
異国感
4/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
1/5
日本で食べやすさ
1/5

オクラのとろみは親しみやすいが、ブルキナファソ料理に日本で出会う機会はほぼ無く、手作りが基本になる。