SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-143

SkyMeal Flight 143: ボスニア・ヘルツェゴビナへ行く

小さな焼きソーセージをパンに挟む、バルカンの国民食。

From
東京
To
サラエボ
Time
約15時間(乗継)
Meal
チェバプチチ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
山あいに広がる街に立ち並ぶモスクの尖塔と教会の鐘楼、川に架かる古い石橋
おすすめの店
旅の食堂 ととら亭
次に食べたい料理
次はオクラのスープ、ベゴヴァ・チョルバか、ロールキャベツのサルマへ。

網で焼いた小さなソーセージは、噛むとふっくらして肉汁があふれ、生の玉ねぎのシャキッとした辛味がよく合った。クリームのカイマックを絡めるとまろやかさが加わり、パンがすべてを受け止める。東西の文化が出会う土地の味と聞くと、この素朴な一皿の奥行きがぐっと増して感じられた。

ボスニア・ヘルツェゴビナの国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

チェバプチチ(Cevapi)

小さな焼きソーセージをパンに挟む、バルカンの国民食。

ベゴヴァ・チョルバ(Begova Corba)

オクラと鶏肉を煮込む、特別な行事の伝統スープ。

サルマ(Sarma)

肉と米をキャベツの葉で包んで煮る、ロールキャベツ。

一皿の物語

チェバプチチの表の顔は、指ほどの小さな肉のソーセージを網で焼き、ふかふかのパンに玉ねぎと挟んで頬張る国民食。けれど裏側には、オスマン帝国の食文化がバルカンに根を張った記憶があり、乳製品クリームのカイマックとともに供されて、東西が出会う土地の味を今に伝える——交差点の食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

ボスニア・ヘルツェゴビナの食卓は、オスマン帝国とオーストリア=ハンガリーの影響が交わって育まれた。焼き肉のチェバプチチやパイのブレク、ドルマ、ピタ、甘い菓子バクラヴァ、濃厚なコーヒーが親しまれる。焼き肉料理やシチュー、乳製品も豊富で、川魚や羊料理もある。東西の食文化が一つの食卓で穏やかに溶け合う、滋味深い料理が根づいている。

生活の知恵

ひき肉を小さなソーセージに成形して焼けば、少ない肉でも本数で満足感を出せる。重曹を少し加えてふっくらさせる工夫が、質素な素材をごちそうに変える。余りのパンはパイ生地代わりに具を包んで焼き、キャベツの葉は肉と米を巻いて煮込む器になる。乳製品を保存し、少ない肉を工夫で延ばす、バルカンの知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 チェバプチチ(小さな焼きソーセージ)

牛ひき肉…300g、羊ひき肉…100g(任意)、玉ねぎすりおろし…20g、にんにくすりおろし…5g(任意)、重曹…1g+水10ml、塩…小さじ3/4、黒こしょう…1g、(添え)パン・刻み玉ねぎ・カイマック(サワークリームで代用)

肉に塩・こしょう・玉ねぎ・にんにく・重曹水を練り込み、10〜12本の小さなソーセージ形に成形する。冷蔵庫で1時間休ませて結着を促す。グリルを中高火に熱し、各面を返しながら7〜8分焼く(中心65℃目安)。パンを温める。焼いた肉と刻み玉ねぎ、カイマック(またはサワークリーム)を一緒に供する。

1人前 約300円から 約90分(休ませ時間含む)

本場はレピニャという専用パンとカイマックで供する。日本版はピタやフォカッチャ、サワークリームで代えても、香ばしい焼き肉の国民食を再現できる。

SkyMealスコア

14/25
うまさ
4/5
異国感
2/5
コスパ
3/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
2/5

焼き肉をパンで挟む分かりやすさで日本人向き。バルカン料理店で近い味に出会え、家庭でも作りやすい。