SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-145

SkyMeal Flight 145: ボリビア多民族国へ行く

熱々の肉汁を閉じ込めた包み揚げパン、朝の名物サルテーニャ。

From
東京
To
ラパス
Time
約26時間(乗継)
Meal
サルテーニャ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
すり鉢状の斜面を埋め尽くす街並みと、その背後にそびえる万年雪のアンデス
次に食べたい料理
次はボリューム満点のピケ・マチョか、牛カツのシルパンチョへ。

焼き上がったサルテーニャをかじると、閉じ込められた肉汁がじゅわりと口にあふれ、慌ててすする羽目になった。甘い生地とスパイシーな具、ジューシーな汁の対比が絶妙で、朝からこれは元気が出る。汁を漏らさない工夫を思うと、一個のパイに詰まった職人技に感心してしまった。

ボリビア多民族国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

サルテーニャ(Saltena)

熱々の肉汁を閉じ込めた包み揚げパン、朝の名物。

ピケ・マチョ(Pique Macho)

牛肉やソーセージ、ポテトを盛るボリューム満点の一皿。

シルパンチョ(Silpancho)

薄い牛カツをご飯とポテトにのせ、目玉焼きを添える料理。

一皿の物語

サルテーニャの表の顔は、ジューシーな肉と野菜を甘い生地に包んで焼いた、朝の名物軽食のエンパナーダ。けれど裏側には、こぼれる肉汁を漏らさないようジュレ状に固めて包む緻密な工夫があり、立ったまま器用に汁をすする作法まである——アンデスの高地に息づく食という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

ボリビアの食卓は、アンデスの高地からアマゾンの低地まで広がる多民族の国で、キヌアやじゃがいも、トウモロコシ、リャマ肉を基盤に育まれた。アヒ(唐辛子)の辛味と多民族の影響が交わり、地域色が豊かだ。アマゾンの魚介や朝の名物サルテーニャ、発酵飲料チチャも親しまれる。標高差の大きい大地の恵みを生かした、素朴で力強い家庭料理が中心にある。

生活の知恵

肉汁をゼラチンでジュレ状に固めて包めば、少ない肉でも中はジューシーなごちそうになり、汁を一滴も無駄にしない。じゃがいもは世界有数の品種数を誇る主食で、乾燥保存もできる。牛肉やソーセージ、ポテトを一皿に盛るピケ・マチョは残り物も華やかに見せる。標高の恵みを工夫で使い切る、アンデスの知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 サルテーニャ(肉汁入り包み焼き)

【具】鶏もも…200g、じゃがいも…150g(1cm角)、玉ねぎ…80g、グリーンピース…50g、ゆで卵…1個(粗みじん)、オリーブ…20g、アヒ・アマリージョ(代替:パプリカ粉+少量の唐辛子)…適量、ゼラチン…適量、だし…適量、塩…適量/【生地】小麦粉…適量、砂糖…少々、油またはラード…適量、卵…1個、湯…適量

具は、油で玉ねぎを炒め、鶏とアヒペーストを加えて軽く炒める。だし・じゃがいも・塩を加えて弱火で10分、グリーンピース・オリーブを加えてさらに5分煮る。火を止めてゼラチンを溶かし、粗熱を取って冷蔵庫でジュレ状に固める(汁漏れ防止)。生地は粉・砂糖・脂・卵・湯を混ぜて滑らかにし、20分休ませる。生地で具を包んで縁を編み込むように閉じ、200℃のオーブンで15〜20分焼く。

1人前 約300円から 約90分(冷やす時間含む)

本場は肉汁をジュレで固めて包み、焼くと中で溶けてジューシーになる。日本版もこの一手間を守れば、こぼれる肉汁の名物軽食を再現できる。

SkyMealスコア

15/25
うまさ
4/5
異国感
3/5
コスパ
3/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
2/5

肉入りパイとして親しみやすいが、ボリビア料理の専門店は少なく手作りが中心。中南米料理店で近い味も。