SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-028

SkyMeal Flight 28: オーストラリア連邦へ行く

広大な大陸で、片手のミートパイが労働者の昼を支えてきた。

From
東京
To
キャンベラ
Time
約10時間
Meal
ミートパイ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
赤茶けたアウトバックの大地と、海沿いに広がる青いビーチ
次に食べたい料理
次はベジマイトトーストか、ココナッツ菓子のラミントンへ。

サクッと割ると、とろりとした肉汁のフィリングがあふれる。上品ではないが、この気取らなさこそがオーストラリアだ。多文化の洗練の裏に、こういう素朴な労働者の一皿が根を張っているのが、なんだか好ましい。

オーストラリア連邦の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

ミートパイ(Meat pie)

牛肉を詰めて焼く、片手で食べられる国民的パイ。

ベジマイトトースト(Vegemite on toast)

濃厚な酵母ペーストをパンに塗る、朝食の定番。

ラミントン(Lamington)

スポンジをチョコとココナッツでコーティングした菓子。

一皿の物語

ミートパイの表の顔は、スタジアムや街角で頬張る手軽なファストフード。けれど裏側には、英国から来た移民の保存食の知恵と、広い国土を移動しながら働く人々の「片手で食べられる一食」への切実な需要が込められている。

なぜこの土地で生まれたか

オーストラリアの食卓は、先住民アボリジニの数万年のブッシュフードの上に、英国移民の食、そして戦後にやってきたイタリア・ギリシャ・アジアの移民の味が幾重にも重なってできた。豊かな海のシーフードとオージービーフ、BBQ文化を土台に、多文化が融合した「モダン・オーストラリア料理」が生まれた。ミートパイやベジマイトは英国由来の国民的定番、ラミントンは自国生まれの誇りの菓子だ。

生活の知恵

余った肉を刻んでソースで煮て、パイ生地に包めば無駄なく一食になる。ベジマイトという酵母の搾りかすから生まれたペーストは、パンに薄く塗るだけで塩気とコクを足す倹約の味。安い素材を焼いて詰めて、労働者の腹を満たしてきた実用の知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 オージー・ミートパイ

牛ひき肉…300g、玉ねぎ…1/2個、にんにく…1片、小麦粉…大さじ1、ビーフストック…250ml、トマトペースト…大さじ1、ウスターソース…小さじ2、冷凍パイシート…2枚、卵…1個、植物油…小さじ2、塩・こしょう…適量

油で玉ねぎ・にんにく→ひき肉を炒める。小麦粉を加えて炒め、ストック・トマトペースト・ウスター・塩こしょうを加え10分煮て濃度をつけ、冷ます。型にパイシートを敷き具を詰め、もう1枚で蓋をして縁を密着させる。切り込みを入れ溶き卵を塗り、200℃で25〜30分焼く。

1人前 約350円から 約60分

本場は各店・各社が肉汁とサクサク感を競う。日本版も冷凍パイシートで手軽に作れ、トマトケチャップを添えれば十分にオージーの一皿になる。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
4/5
異国感
1/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
4/5

馴染みやすくて万人向け、家庭でも作りやすい。異文化度は低いが、安定した満足感が魅力。