SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-011

SkyMeal Flight 11: アンティグア・バーブーダへ行く

カリブ海の青の下で、塩漬け魚と煮野菜が奴隷制の記憶を静かに語る。

From
東京
To
セントジョンズ
Time
約26時間(乗継)
Meal
チョップアップ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
サンゴ礁に縁取られた入り江と、砂糖時代の風車の跡
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次は塩ダラのソルトフィッシュか、甘い蒸しパン、ドゥコナへ。

煮潰した野菜は、見た目こそ地味だが、噛むとかぼちゃの甘みとオクラのとろみが優しく重なる。派手なリゾートの島の裏に、こんなに慎ましい台所があるのかと、しみじみした。

アンティグア・バーブーダの国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

チョップアップ(Chop-up)

青菜やかぼちゃ、オクラを煮て粗く潰す、素朴で滋味深い副菜。

ソルトフィッシュ(Saltfish)

塩漬け魚をトマトや玉ねぎと炒める、島の朝食の定番。

ドゥコナ(Ducana)

さつまいもとココナッツの甘い蒸しパン。塩気のおかずと好相性。

一皿の物語

チョップアップの表の顔は、青菜やかぼちゃ、オクラを柔らかく煮て潰した素朴な副菜。けれど裏側には、限られた食材を無駄なく一皿にまとめ、塩漬け魚とトウモロコシ粥フンジで腹を満たしてきた、島の労働の食卓という顔がある。

なぜこの土地で生まれたか

アンティグア・バーブーダの食卓は、アフリカと英国が砂糖のプランテーションの上で出会った場所にできた。連れてこられたアフリカの人々が持ち込んだオクラや煮込みの技法に、保存の効く塩ダラや英国の調理が重なる。トロピカルフルーツとロブスターの明るさの裏には、厳しい労働と限られた配給の中で工夫を凝らした、クレオール料理の粘り強さがある。

生活の知恵

余り野菜をまとめて煮て潰せば、それだけで一皿になる。保存の効く塩ダラは水で戻して炒めれば立派なおかずに、さつまいもとココナッツは甘い蒸しパン、ドゥコナに化ける。安く手に入るもので満足を作る——それが島の家庭の底力だ。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 チョップアップ(カリブの煮野菜)

ほうれん草…200g、なす…1本、オクラ…150g、かぼちゃ…200g、玉ねぎ…1/2個、にんにく…1片、タイム…少々、ココナッツオイル…大さじ1、塩…小さじ2/3、黒こしょう…少々、水…100ml

鍋でココナッツオイルを熱し玉ねぎ→にんにくを炒める。角切りのかぼちゃとなすを入れ軽く焼き色をつける。水と塩を加え蓋をして弱火で10分。小口のオクラ・ほうれん草・タイムを加えさらに5分。粗く潰して好みの食感にまとめ、こしょうで整える。

1人前 約250円から 約30分

本場は塩ダラとフンジ(トウモロコシ粥)を添える。日本版は煮野菜だけでも、ココナッツオイルとタイムでカリブの島の空気は十分に立ち上がる。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
3/5
異国感
4/5
コスパ
5/5
ファーストクラス映え
2/5
日本で食べやすさ
2/5

野菜中心で優しく安価だが地味。専門店はほぼ無く、家庭で作る料理としての魅力が中心。