SkyMeal お皿の上の、世界旅行。

SM-008

SkyMeal Flight 8: アルバニア共和国へ行く

アドリア海の陽射しとオスマンの記憶が、ヨーグルトのコクに溶ける。

From
東京
To
ティラナ
Time
約15時間(欧州経由)
Meal
タヴェ・コシ

※画像はイメージです

Flight Note

フライト情報 & 搭乗記

窓から見たい景色
アドリア海の入り江と、山肌に張りつく赤い屋根の町
おすすめの店
現在調査中
次に食べたい料理
次はフィロのパイ・ブレクか、ラキを一杯へ。

ひと口めで、ヨーグルトの酸味とラムの脂が同時にほどける。焼けた表面の香ばしさが全体をまとめる。オーブンひとつでこれだけのごちそうを作る——質素の中の豊かさが、じんわり効いてくる。

アルバニア共和国の国旗

Food Data

料理データ

今日の機内食候補

タヴェ・コシ(Tave Kosi)

ラム肉をヨーグルトと卵の衣で焼く、アルバニアの国民食。

ビャルク・メ・スパナク(Byrek me Spinaq)

ほうれん草とフェタをフィロ生地で包んで焼くパイ。

フィェスレック(Fergese)

トマト・ピーマン・フェタを煮込む、パンに合う一品。

一皿の物語

タヴェ・コシの表の顔は、ラム肉をヨーグルトで焼いた優しいオーブン料理。けれど裏側には、貧しくとも手に入る羊乳のヨーグルトと少しの肉で「オーブン一つのごちそう」を作り上げた、バルカンの家庭の工夫がある。

なぜこの土地で生まれたか

アルバニアの食卓は、地中海とバルカンとオスマンが交わる場所にある。オリーブ油と季節野菜の地中海らしさに、500年に及ぶオスマン支配が残したヨーグルト料理やフィロ生地のパイ、グリル肉が重なる。山がちで海に面したこの国では、羊と乳製品、魚介、香草が食卓の主役だ。素朴なようでいて、支配と交易の歴史が幾層にも折り重なっている。

生活の知恵

ヨーグルトが救世主だ。安い羊肉も、ヨーグルトと卵の衣で焼けばやわらかくコクのある一皿になる。余ったほうれん草とフェタはフィロ生地で包んでパイに、残り野菜はトマトとチーズで煮てフェルゲセに。乳製品と野菜を組み合わせて、少ない肉を豊かに見せる知恵が生きている。

SkyMeal式レシピ

SkyMeal式 タヴェ・コシ(ラムのヨーグルト焼き)

ラム肩(または鶏もも)…300g、プレーンヨーグルト…400g、卵…1個、米…30g、にんにく…1片、薄力粉…大さじ1、無塩バター…20g、オレガノ…少々、塩…小さじ1、黒こしょう…少々

肉を塩こしょうしバター半量で焼き付け、米・おろしにんにく・水100mlを加え5分煮る。ヨーグルト・卵・薄力粉・塩少々・オレガノを滑らかに混ぜる。耐熱皿に肉と煮汁を広げ、ヨーグルト液を注ぎ、残りバターを点々とのせて180℃で30〜35分こんがり焼く。5分休ませて切り分ける。

1人前 約400円から 約60分

本場は羊乳ヨーグルトと羊肉。日本版は鶏ももとギリシャヨーグルトでも、卵とヨーグルトの衣が生むコクは十分に楽しめる。

SkyMealスコア

16/25
うまさ
4/5
異国感
3/5
コスパ
4/5
ファーストクラス映え
3/5
日本で食べやすさ
2/5

ヨーグルトのコクとラムの相性がよく、日本人にも親しみやすい。専門店は少ないが再現は容易。